1/31 箱再び

荷物も大分整理出来た。
（謎の足長おじさん箱の中身が殆どだが）


後は絶対に使う物、使いこなすまでに鍛錬を必要とするもの、
使わないけれど大事なもの、を分けておかねばならない。



そこへ、不躾に鳴るチャイムの音。
玄関扉の覗き窓越しに相手を確かめると、大きな箱を抱えた人物が…



ま　た　か　。




まあ、宅配業者で無かったのが幸いというか…
本人が持ってきてくれたので復讐のし甲斐があると思おう。

（有難く受け取り、箱の中身をあらためる。）

ティーカップは可愛らしい、食器棚に入れよう。


…ラバースーツ。チャイナ服。拘束服。

奴はコスプレの趣味があるのか？




（箱の底に、更に小さな箱が納まっている）


美少年フィギュア……。


どうしろと。





（送り主に似た顔立ちのそれを眺め、少し可笑しくなり。
通学鞄の中にそっと忍ばせた。）

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PLより：今度は別の友人より。色々ご教授ありがとう！